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2019/01/10 掲載

【延滞発生に関するご報告】アミューズメント事業者C社向け案件

いつもクラウドリースをご利用いただきまして誠にありがとうございます。
この度、下記融資案件につきまして、2019年1月4日の元利金の未回収が発生いたしました。
期限の利益を喪失した対象ファンドの詳細と今後の債務者からの回収、及び投資家の皆様への分配について、以下のとおりご報告させていただきます。

1. 融資案件の概要
ファンド名  不動産担保付きローンファンド 第11弾 1号
案件名    【事業者F社向け 第105弾】事業性割賦販売ローンへの投資(12ヵ月物)
ファンドID 1607
貸付実行日  2017年12月25日
融資金額   ¥6,000,000
最終返済日  2019年1月4日
URL    https://www.crowdlease.jp/fund/detail?fund_id=1607
残高     ¥6,000,000

ファンド名  不動産担保付きローンファンド 第14弾 1号~2号
案件名    【事業者F社向け 第112弾】事業性割賦販売ローンへの投資(11ヵ月物~12ヵ月物)
ファンドID 1728~1729
貸付実行日  2018年1月25日
融資金額   ¥12,000,000
最終返済日  2019年1月31日
URL    https://www.crowdlease.jp/fund/detail?fund_id=1728 他
残高     ¥12,000,000

ファンド名  不動産担保付きプレミアムローンファンド【第5弾】1号~3号
案件名    【事業者F社向け 第124弾】事業性割賦販売ローンへの投資(10ヵ月物~12ヵ月物)
ファンドID 1902~1904
貸付実行日  2018年2月26日
融資金額   ¥30,000,000
最終返済日  2019年2月28日
URL    https://www.crowdlease.jp/fund/detail?fund_id=1902 他
残高     ¥30,000,000

ファンド名  不動産担保付きプレミアムローンファンド【第6弾】第1次募集~第6次募集
案件名    【事業者F社向け 第129弾】事業性割賦販売ローンへの投資(12ヵ月物)第1次募集~第6次募集
ファンドID 1997~2002
貸付実行日  2018年3月26日
融資金額   ¥75,000,000
最終返済日  2019年4月1日
URL    https://www.crowdlease.jp/fund/detail?fund_id=1997 他
残高     ¥75,000,000

ファンド名  ホワイトデーキャンペーンローンファンド1号 第1次募集~第6次募集
案件名    【事業者F社向け 第131弾】事業性割賦販売ローンへの投資(12ヵ月物)第1次募集~第6次募集
ファンドID 2013~2018
貸付実行日  2018年3月26日
融資金額   ¥75,000,000
最終返済日  2019年4月1日
URL    https://www.crowdlease.jp/fund/detail?fund_id=2013 他
残高     ¥75,000,000

ファンド名  プレミアムキャンペーンローンファンド73号  3ヵ月運用~12ヶ月運用
案件名    【事業者F社向け 第180弾】事業性割賦販売ローンへの投資(3ヵ月物~12ヵ月物)
ファンドID 2814、2865~2873
貸付実行日  2018年9月25日
融資金額   ¥80,000,000
最終返済日  2019年9月30日
URL    https://www.crowdlease.jp/fund/detail?fund_id=2814 他
残高     ¥80,000,000

ファンド名  プレミアムキャンペーンローンファンド76号 第1次募集~第15次募集
案件名    【事業者F社向け 第186弾】事業性割賦販売ローンへの投資(2ヵ月物~12ヵ月物)
ファンドID 2966、2977~2985、3030~3033、3049
貸付実行日  2018年10月25日、31日、11月5日、13日
融資金額   ¥79,971,606
最終返済日  2019年10月31日
URL    https://www.crowdlease.jp/fund/detail?fund_id=2966 他
残高     ¥79,971,606

ファンド名  成立ローン150億円突破記念ローンファンド【第1弾】1号~10号
案件名    【事業者F社向け 第195弾】事業性割賦販売ローンへの投資(3ヵ月物~12ヵ月物)
ファンドID 3072、3086~3094
貸付実行日  2018年11月26日
融資金額   ¥100,000,000
最終返済日  2019年12月2日
URL    https://www.crowdlease.jp/fund/detail?fund_id=3072 他
残高     ¥100,000,000

ファンド名  夏祭りローンファンド【第1弾】15号
案件名    【事業者M社向け 第188弾】事業性ローンへの投資(4ヵ月物)
ファンドID 2692
貸付実行日  2018年8月27日
融資金額   ¥5,000,000
最終返済日  2019年1月4日
URL    https://www.crowdlease.jp/fund/detail?fund_id=2692
残高     ¥5,000,000

2.経過
本件では、CrowdLease社の関連会社事業者F(以下、事業者F)に対し、事業者C所有の営業用動産設備(以下、対象動産)の買取資金を融資するため、総額4億5,797万1,606円を、同じくCrowdLease社の関連会社事業者M(以下、事業者M)に対し、事業者Cに運転資金等の融資を行うための資金として総額500万円を募集させていただきました。
改めて本件二つの資金支援スキームをご説明いたします。
営業用設備の買取資金については、事業者Cから対象動産を商社経由で事業者Fが買い取ります。事業者Fは事業者Cに対して同一の対象動産を割賦にて販売する内容の売買契約を締結致します。この代金を事業者Cが支払い終えるまでは、事業者Fが対象動産の所有権を持つことになります。事業者Cにとりましては、対象動産を一度売却したことにより売買代金を得る事で、対象動産の使用を継続したままに、バランスシートの圧縮をしながら資金調達に相当する効果を得ることになります。売買代金を支払い終えるまでの間、事業者Cの借入の連帯保証人であるLLP(有限責任事業組合)が、売上金からの粗利の管理を行います。
運転資金等の融資については、その融資の保全策として事業者Cの代表者を連帯保証人とし、公正証書による金銭消費貸借契約を締結いたしました。公正証書での契約をすることで、返済ができない場合には裁判を行わず、強制執行を行うことができますので、事業者Cにとって返済へのプレッシャーを与える効果がございます。また、融資金額全てをカバーすることができないことから募集金額に対する保守的観点から一部のファンドにおいては、担保なしと表記しておりますが、事業者Cが所有する不動産に根抵当権1順位設定をしております。
 以上二つのスキームによる資金支援に取り組んで参りましたが、この数か月間の資金調達環境の影響もあり、最終資金需要者の資金ニーズに即応できるだけのファンド募集がしがたい状況となって参りました。
かかる状況を踏まえまして、CrowdLease社としては、投資家の皆様からのファンド資金に加えて、別ルートによりCrowdLease社が調達した資金を原資とするといった代替対応策を採りながら、事業者Cを含む最終資金需要者の資金ニーズに対応し、資金支援を行ってまいりました。
しかしながら、資金調達環境の変化については更に急激なものとなって参りました。これを受け、2018年12月以降はCrowdLease社としても新規ファンド募集に係る審査を継続しつつも、事業者Cを含む数社の最終資金需要者に対しては、事業者F・事業者Mを介して、新規ファンド募集以外の別ルートでの資金調達を促す等の対応もして参りました。事業者Cからは、支払猶予等の申し入れもございましたが、そもそも、事業者Fによる対象設備の購入原資及び事業者Mによる運転資金融資の原資はファンド資金に由来するとの性質上、上記申し入れは応諾いたしがたいものであり、1月4日の支払期日が迫る中で代替案の検討に十分な時間的余裕もないまま、結果として、1月4日時点で一部の期日の支払がなく、総額での延滞の取り扱いとなりました。

3.回収の見込み
上記2にも記しましたが、事業者Cから事業者F・事業者Mに対して、事業収益による長期での分割支払いの申し出がありました。事業者Fは、事業者Cに対し、1月16日を目途に支払計画を提出するよう要請しております。事業者Cからの提示があり次第、内容を精査し、その諾否を検討いたします。なお、念のため申し添えますが、事業者Cは倒産等の法的整理はしておらず、今後も営業を継続する意向です。
本件の投資回収につきまして、事業者F・事業者Mが取り得る方法は、募集時にお伝えしたように以下①~④が想定されます。
① 事業者Cの事業が継続されることを前提とした連帯保証人であるLLP(有限責任事業組合)からの回収
② 事業者Fが所有する対象動産を第三者に売却したうえで、その売却代金からの回収
③ 事業者Mが担保権を実行し、担保不動産を競売にかけることにより融資資金を回収
④ 事業者Cの代表者連帯保証人からの回収
CrowdLease社は、事業者Cから提示を受ける予定の支払計画を精査し、事業者F・事業者Mと協議したうえで対応方針を決定する予定です。
maneoマーケット社は、CrowdLease社に対して、投資家への定期的な回収状況の報告と回収促進を継続して要請して参ります。
 投資家の皆様には一刻も早く分配が行えるよう、また、回収の最大化が図れるよう、上記の回収方法の実行状況とともに、お伝えすべき事実につきまして、速やかにメールやホームページで報告いたします。


4.今後の状況報告について
(1)支払い計画の提出を受けて内容を精査した後の1月18日を目途に、再度、状況のご報告をさせていただきたく存じますが、仮に提出がなくとも、少なくとも同日には、一度状況をご報告いたします。
(2)回収の進捗状況等につきましては、(1)以降、定期的にメールにてご報告いたします。

該当しない投資家の皆様には
(1)「返済実績一覧」ページの「延滞債権/デフォルト債権一覧はこちら」にて状況報告をさせていただきます。
(2)また、(1)に加えて状況報告することが適当と考えられる事項が生じた場合には、
「お知らせ」にてお伝えさせていただく予定です。

5.その他
該当投資家の皆様の「MyPage」内の「運用予定表」には2019年1月9日までは「正常」と表示されます。
2019年1月10日以降は「期失」と表示されます。
「返済実績一覧」ページの「ローンファンド運用状況」の該当ページも、2019年1月9日までは「運用中」と表示されます。
2019年1月10日以降は「期失」と表示されます。
上記「1.融資案件の概要」の案件のうち、案件名 【事業者M社向け 第188弾】事業性ローンへの投資(4ヵ月物)につきましては、2019年1月4日の債務者からの利息の入金はございましたが、元金の返済がなされず延滞となりました。なお、1月4日に入金となりました利息につきましては、1月24日の分配を予定しております。
その他の案件につきましては、2019年1月4日の債務者からの元利金の未回収が発生し、
期限の利益を喪失しましたので、2019年1月16日の分配日には、分配は行われません。

投資家の皆様には、ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。
今後、全力で回収に努め、進捗をご報告いたします。

2019年1月10日
株式会社Crowd Lease(営業者)
maneoマーケット株式会社(第二種金融商品取引業者)