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2019/01/10 掲載

【延滞発生に関するご報告】不動産・設備賃貸事業者DB社向け案件

いつもクラウドリースをご利用いただきまして誠にありがとうございます。
この度、下記融資案件につきまして、2019年1月4日の元利金の未回収が発生いたしました。
期限の利益を喪失した対象ファンドの詳細と今後の債務者からの回収、
及び投資家の皆様への分配について、以下のとおりご報告させていただきます。
 
1. 融資案件の概要
ファンド名  ウィンターキャンペーンローンファンド3号 12ヶ月運用
案件名    【事業者M社向け 第108弾】事業性ローンへの投資(12ヵ月物)
ファンドID 1677
貸付実行日  2017年12月28日
融資金額   ¥8,500,000
最終返済日  2019年1月4日
残高     ¥8,500,000
 
ファンド名  成立ローン70億円突破記念ローンファンド【第2弾】1号~2号
案件名    【事業者M社向け 第114弾】事業性ローンへの投資(11ヵ月物~12ヵ月物)
ファンドID 1800~1801
貸付実行日  2018年1月30日
融資金額   ¥17,000,000
最終返済日  2019年1月31日
残高     ¥17,000,000
 
ファンド名  不動産設備賃貸事業ローンファンド【第1弾】1号~3号
案件名    【事業者M社向け 第125弾】事業性ローンへの投資(10ヵ月物~12ヵ月物)
ファンドID 1923~1925
貸付実行日  2018年2月28日
融資金額   ¥30,000,000
最終返済日  2019年2月28日
残高     ¥30,000,000 
 
ファンド名  不動産設備賃貸事業ローンファンド【第2弾】1号~4号
案件名    【事業者M社向け 第137弾】事業性ローンへの投資(9ヵ月物~12ヵ月物)
ファンドID 2053~2056
貸付実行日  2018年3月30日
融資金額   ¥40,000,000 
最終返済日  2019年4月1日
残高     ¥40,000,000 
 
ファンド名  不動産設備賃貸事業ローンファンド【第3弾】1号~6号
案件名    【事業者M社向け 第147弾】事業性ローンへの投資(12ヵ月物)第1次募集~第6次募集
ファンドID 2148~2153
貸付実行日  2018年4月27日
融資金額   ¥60,000,000 
最終返済日  2019年4月30日
残高     ¥60,000,000
 
ファンド名  成立ローン100億円突破記念ローンファンド【第4弾】1号~6号
案件名    【事業者M社向け 第163弾】事業性ローンへの投資(7ヵ月物~12ヵ月物)
ファンドID 2324、2327~2331
貸付実行日  2018年5月31日
融資金額   ¥36,000,000 
最終返済日  2019年5月31日
残高     ¥36,000,000 
 
ファンド名  プレミアムキャンペーン ローンファンド69号 第1次募集~第7次募集
案件名    【事業者M社向け 第172弾】事業性ローンへの投資(6ヵ月物~12ヵ月物)
ファンドID 2477~2483
貸付実行日  2018年6月29日
融資金額   ¥42,000,000 
最終返済日  2019年7月1日
残高     ¥42,000,000 
 
ファンド名  サマーキャンペーンローンファンド6号 第1次募集~第10次募集
案件名    【事業者M社向け 第185弾】事業性ローンへの投資(4ヵ月物~12ヵ月物)
ファンドID 2602、2615~2622、2638
貸付実行日  2018年7月31日、8月10日
融資金額   ¥39,990,100
最終返済日  2019年7月31日
残高     ¥39,990,100 
 
2.経過
本件では、CrowdLease社の関連会社事業者M(以下、事業者M)に対し、事業者DBに運転資金等の融資を行うための資金として総額2億7,349万100円を募集させていただきました。
その融資の保全策として事業者Mは、事業者DBが所有する動産設備(以下、対象動産)に譲渡担保を設定し、代表者をはじめとして、グループ会社やLLP(有限責任事業組合)及び第三者の連帯保証人により保全を固め、約束手形を徴収することで返済の強制力を高めた上で、公正証書による金銭消費貸借契約を事業者DBと締結して融資を実行いたしました。完済までの間、事業者DBの借入の連帯保証人であるLLPが、事業者DBの売上金からの粗利の管理を行います。
 以上の事業スキームによる資金支援に取り組んで参りましたが、この数か月間の資金調達環境の影響もあり、最終資金需要者からの資金ニーズに即応できるだけのファンド募集がしがたい状況となって参りました。
かかる状況を踏まえまして、CrowdLease社としては、投資家の皆様からのファンド資金に加えて、別ルートによりCrowdLease社が調達した資金を原資とするといった代替対応策を採りながら、事業者DBを含む最終資金需要者の資金ニーズに対応し、資金支援を行ってまいりました。
しかしながら、資金調達環境の変化については更に急激なものとなって参りました。これを受け、2018年12月以降はCrowdLease社としても新規ファンド募集に係る審査を継続しつつも、事業者DBを含む数社の最終資金需要者に対しては、事業者Mを介して、新規ファンド募集以外の別ルートでの資金調達を促す等の対応もして参りました。事業者DBからは、支払猶予等の申し入れもございましたが、そもそも、事業者Mによる運転資金融資の原資はファンド資金に由来するとの性質上、上記申し入れは応諾いたしがたいものであり、1月4日の支払期日が迫る中で代替案の検討に十分な時間的余裕もないまま、結果として、1月4日時点で一部の期日の支払がなく、総額での延滞の取り扱いとなりました。
 
3.回収の見込み
上記2にも記しましたが、事業者DBから事業者Mに対して、事業収益による長期での分割支払いの申し出がありました。事業者Mは、事業者DBに対し、1月16日を目途に支払計画を提出するよう要請しております。事業者DBからの提示があり次第、内容を精査し、その諾否を検討いたします。なお、念のため申し添えますが、事業者DBは倒産等の法的整理はしておらず、今後も営業を継続する意向です。
本件の投資回収につきまして、事業者Mが取り得る方法は、募集時にお伝えしたように以下①~③が想定されます。
①事業者DBの事業が継続されることを前提とした連帯保証人であるLLP(有限責任事業組合)からの回収
②担保を設定している動産設備の外部への売却資金からの回収
③事業者DBの代表者及びグループ会社及び第三者の連帯保証人への請求による回収
CrowdLease社は、事業者DBから提示を受ける予定の支払計画を精査し、事業者Mと協議したうえで対応方針を決定する予定です。
maneoマーケット社は、CrowdLease社に対して、投資家への定期的な回収状況の報告と回収促進を継続して要請して参ります。
 投資家の皆様には一刻も早く分配が行えるよう、また、回収の最大化が図れるよう、上記の回収方法の実行状況とともに、お伝えすべき事実につきまして、速やかにメールやホームページで報告いたします。
 
4.今後の状況報告について
(1)支払い計画の提出を受けて内容を精査して後の1月18日を目途に、再度、状況のご報告をさせていただきたく存じますが、仮に提出がなくとも、少なくとも同日には、一度状況をご説明いたします。
(2)回収の進捗状況等につきましては、(1)以降、定期的にメールにてご報告いたします。
 
該当しない投資家の皆様には
(1)「返済実績一覧」ページの「延滞債権/デフォルト債権一覧はこちら」にて状況報告をさせていただきます。
(2)また、(1)に加えて状況報告することが適当と考えられる事項が生じた場合には、
「お知らせ」にてお伝えさせていただく予定です。
 
5.その他
該当投資家の皆様の「MyPage」内の「運用予定表」には2019年1月9日までは「正常」と表示されます。
2019年1月10日以降は「期失」と表示されます。
「返済実績一覧」ページの「ローンファンド運用状況」の該当ページも、2019年1月9日までは「運用中」と表示されます。
2019年1月10日以降は「期失」と表示されます。
上記「1.融資案件の概要」の案件につきましては、2019年1月4日の債務者からの元利金の未回収が発生し、
期限の利益を喪失しましたので、2019年1月16日の分配日には、分配は行われません。
 
投資家の皆様には、ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。
今後、全力で回収に努め、進捗をご報告いたします。
 
2019年1月10日
株式会社Crowd Lease(営業者)
maneoマーケット株式会社(第二種金融商品取引業者)